[新聞] MISIA、デビュー２５周年「皆さんは私にとっての光です」、平和を願い希望の歌声

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MISIA、デビュー２５周年「皆さんは私にとっての光です」、平和を願い希望の歌声 　歌手のＭＩＳＩＡが２１日、１９９８年２月に「つつみ込むように…」でデビューし、２５周年を迎えた。 　昨年１０月からデビュー２５周年記念アリーナツアー（４月２日まで１０か所２３公演）を開催中。このほど、神奈川公演が横浜アリーナで行われた。 　平和と希望を願う、幅１５メートルの巨大なゴールデンイーグルに乗って登場。総立ちのファンに迎えられ、ヒット曲「Ｅｖｅｒｙｔｈｉｎｇ」で幕を開けた。 　ダンサー２２人が加わり、「忘れない日々」「ＬＩＦＥ　ＩＮ　ＨＡＲＭＯＮＹ」などのメドレー。東京ディズニーシー「ビリーヴ！シー・オブ・ドリームス」のショー映像が映し出される中、日本語版テーマ曲「君の願いが世界を輝かす」を歌唱。「ＣＡＳＳＡ　ＬＡＴＴＥ」ではホーンセクションにストリングスを加えたアンサンブルに、世界的ダンサー菅原小春、辻本知彦がステージを華やかに染めた。 　ＭＩＳＩＡは「この２５年で一番うれしかったのは、音楽を通して多くの皆さんと喜びや悲しみを共有できたことです。音楽で皆さんが少しでも元気になっていたら、明日への力を感じてくれていたなら、うれしいことはありません。私は、たくさんの暖かい日なたの中で生きてきたんだなと思います。皆さんは私にとっての光です」と感謝。「世界情勢の中で思うことは、思いっきり歌を歌い続けてこられたのは日常の中に戦争がなかったから。戦争のない世界を望み、それに向けて努力する世界、これも大きな光だと思います」とかみ締めながら語った。 　「この光を見失うことがないように想（おも）いを込めて歌います」。終盤、昨年の紅白歌唱曲「希望のうた」で圧巻のパフォーマンスを披露。平和を願う歌声は場内を突き抜けた。